従業員を駒のように扱う会社。
この会社に入ってから、あと数か月で2年になろうとしてる。
そうなると、色々と思うことがある。
この会社の社長は、とにかく箱を作るのが好きだ。
とにかく、新しいことを始めようとする。
新しい事業を次から次へと、やりだすんだよな。
確かに、会社を動かしていくのは至難の業ではないだろうし、そのためには新たな事業に取り組むことは必要なことであるのだろう。
けれども、それって現状から目をそらすこととは違うのでは?
新しいことをやろうとするのはいいけどさ、そのことで今いる従業員に迷惑をかけるのは違うと思う。
もしかしたらそういうのが見えていないのか、もしくはそういう迷惑を多少はこうむるのが同じ会社のいち従業員としての定めであるとでも思ってるのかもしれない。
だってさ、新しい事業所を作っても、そこを動かしていく人間がいないんじゃ、どうしようもないでしょう?
ラーメン屋をやりたいからと言って、店を構えたって、ラーメンを作る人間がいないんじゃどうしようもない。これはたとえ話でもなくて、こんなことを本当にやってるのが、この会社の社長。
そういうことを考えないで、とにかく箱ばかりを作って、人事はあとから…みたいなパターンが多すぎる。
この会社は昔からだけど、とにかく人材不足が深刻で、まずはそこを解決しなけりゃ、今後の発展なんて、まずありえないと思う。今いる従業員を駒のように扱うそのやり方を変えなければ、人手不足は永遠に解決しない。
今いる人間を大切にしなけりゃ、そのうち皆いなくなってしまうよ。
まずは身近にいる人間を思いやること。
こんなこと、経営者じゃなくたってわかる話でしょう?