孤立する中小企業。
最近辞めてく従業員に聞いた話。
その人は、うちの会社が去年始めた新事業のメンバーとして採用されて、3か月ぐらい働いていた。
まあ、その事業が案の定スベリまくってて、かなり危ない感じになってるわけなんだけどね。
要は、社長のお遊びで始めた事業に、会社本体が引っ張られてるってこと。
社長自体はその分野にたけているわけでもなく、ただ単に事業所を立ち上げたかっただけなんだと思う。以前にも、一度だけ同じように事業を立ち上げて、失敗したって聞いた。
その辞めてく従業員に、なんで辞めるのって聞いたらさ、こんなことを言ってた。
まず、給料が安すぎる。
そして、休みが少なすぎるって。
その業界のことが全然見えていない証拠。
実は、入っては辞めていくのって、この人で5人目なんだよね。
事業立ち上げから、一年もたたないうちに、5人も入れ替わってる。
それなのに、以前と同じ条件提示して、同じ労働条件で働かせたら、人がいつまでもいつかないのは当たり前だよね。
中小企業のワンマン社長は、ある意味かわいそうだ。
気に入らない人間を、辞めさせていった結果、こんな簡単なことすら、見えなくなってるんだもの。
イエスマンしかいないこの会社に、未来はあるのだろうか?