ちょうどよい恋愛。
好きで好きで、どうしようもなく好きで、どうにもこうにも止められない人がいた。
好きで好きでどうしようもなくて、気持ちを止められなくて、相手に全力でぶつかった。
ぶつかってみると、案外、気持ちは伝わるもので、相手もそれなりに、自分のことを扱ってくれた。
けれども、それは叶わない恋だった。
また一方で、好きにならなきゃ、この人のことを何としても好きにならなきゃと、無理くり頑張ったこともある。
また、ある時は、この人のことを好きになろうと努力した。
何度も、何度も、自問自答を繰り返し、一体自分はこの人のどんなところを愛せるのだろう?とたくさん考えた。
その結果、初めから感じていた溝は深まるばかりだった。
結局、お互いになんとなく離れることになったりした。
ドラマの「東京タラレバ娘」を見てると、昔の恋愛を次々と思い出す。
恋をした時のきらめきやときめきって、何にも代えがたいものがある。
恋をすると自分が自分でなくなるんだよな。こんなにも毎日が楽しいだなんて…!と、本当に驚くんだよな。
そして、恋は人を悲しませたりもする。
あんなにも楽しかった日々が、打って変わって重くなったりする。
ドラマを見ていて、恋をしたくなったよ。
ちょうどよいぐらいの恋愛ができればいいのにな。