この会社に来て、学んだこと。
この土日、とても忙しかった。
土曜日は休日出勤。なぜか、関連会社のイベントの手伝いをさせられ、納得がいかず。
上司から、はじめはボランティアで手伝いをしに来てくれといわれたんだけど、それはできないと思ったので、反論。結果、そのすべての時間に対して、時間外手当の支給をさせることを確認してから、しぶしぶ出勤することに。
参加してみたら、実は、若干の過剰人員であることが判明し、さらに怒りが…。
さて、タイトルからずれてきてしまったが、今の会社にきてから、もうそろそろ2年になろうとしている。そんな中で、この会社に入ってから学んだことがいくつかあったので、ここに書いてみる。
1.つねに、100点をとらなくてもいい。
一つ一つの業務について、これまでの会社では「100点」を常に取らなければならなかった。前の会社では、120点を目指して、100点を取っても、それが当たり前とされていた。むしろ、120点とらないと評価されない。今の会社では80点だろうが、120点だろうが、何点をとっても全く評価されないからっていう理由もあるかもしれないけど、ただ仕事を回していくだけなら、80点を常に取れるぐらいのスキルがあれば、なんとかなるんだなということを学んだ。
2.実は失敗をしても、なんとかなる。
1と、かぶる部分があるかもしれないけど、ミスをしても大抵のことは何とかなるようにできているんだなと。
そりゃ、職種にもよるだろうけどね。命を扱う仕事なんかでは、それは許されないだろうね。ただ、僕の今やっている仕事では、少しぐらいのミスがあっても、意外と何とかなってきてしまったんだよな。
失敗すれば、謝らなきゃいけないし、叱られるだろうし、それだけじゃすまないこともあるだろうけど、それでも、世の中は何とかなるようにできている、はず。
3.できるだけ、誰かに仕事をふる。自分だけで抱え込まない。
常に人が足りないと、必然的に一人が抱え込む仕事の量が多くなる。僕も今の状況はそんな感じだけど、できる限り、自分だけで仕事を抱え込むことをしないようにしている。手が空いてる人がいれば、どんどんふっていいし、振られたほうも、「ありがとう」という感謝の気持ちをきちんと伝えれば、嫌な気持ちはしないことが、多いと思う。ある程度の限度はあると思うけどね。
同僚としても、仕事を抱え込みすぎて、失敗されるよりも、皆で手分けしてやって、迅速に、そして正確に行ったほうが、気持ちが良かったりするもので。
4.仕事は、楽をしてもいい。
楽をするというのは、手を抜くという意味ではなくて、効率化していいんだということ。
昔からのやり方で手間はかかるが100点をとる方法よりも、80点だが手間を減らして必要な答えを導き出せる方法を使用する、というような具合に。
ただ、ネックなのは長くその部署にいる人達の中には、昔からの慣れたやり方を壊したくないという人が比較的多かったりすることだね。昔からのやり方にも、それなりの理由があるはずだから、とりあえずやってみて、それぞれのいいところ悪いところをあぶりだしてく必要はあると思う。
主にこの4点を念頭に置いて、最近は仕事をしてる。
別に、80点取れればいいからと言って、適当に仕事してるわけではないし、自分が楽をしたいから、同僚に仕事を振るわけでもない。
でも、これらのことに気が付いてからは、とても気持ちが楽になったんだよね。日々の仕事に対する重圧が少し、軽くなったというか。
だけど、すべての会社や職種にこの考え方が通用するとは思えないから、今の会社にいる間だけかもしれない。
この会社は、賞与の査定も無いに等しいし、つねに目配せしてる口うるさい上司もそばにいないので、こういうのが許されるようなところはあるのかも。
でも、少なくともこの会社に来なければ、こういうラフな考え方に触れることは、僕の性格上、一生できなかっただろうと思うから、その点に関しては良かったと思う。笑