国によって、淘汰される会社。
10月1日、最低賃金の改定。
毎年あるけれど、僕がいる会社のような体力のない中小企業にとっては、これが本当に命取りになる。
神奈川県の最低賃金、今年は930円から「26円」アップの956円になった。
時給が26円上がる。
これが一体、何を意味するか。
とくに、従業員の半数以上をパートで賄っているような、ウチのような会社にとっては、大打撃だね。
というか、もうこれ、本当に潰れちゃうんじゃないか?って思う。
国はこのまま、毎年最賃を上げていって、いずれ「時給1,000円」という時代をめざているらしいね。
1,000円とか言ったらさ、もう、ウチみたいな会社じゃ下手したら、正社員と時給換算で並んでしまうんじゃないの?っていうぐらいの金額だよ。
正社員なのに賞与もほぼ無しで、毎年の昇給額だって、パートのほうが高くって、それでいて、責任だけは一端の正社員として負わされたら、たまったもんじゃない。
もう、正社員でいるメリットなど、本当になくなってくるね。
今後、こういう体力のない会社は、国の政策によってどんどん淘汰されていくのだと思う。
近頃、景気は回復傾向にあり、働き手に対する仕事の数も増えつつあるようだし、いい加減、この会社に見切り付けるべきかなーなんて思ったりする。
ほんとに潰れる前にね。