女子よりも、女子!
職場の同僚であるおばちゃんたちの中に、ごくごく自然に、本当に自然に馴染んでしまっている自分がいたりする。
どうやらそれは、端から見ても驚くほどのようで。
実は最近、うちの会社に、同じグループ会社から、一人異動してきた人がいる。
その人も、おばちゃんなのだけど、少し離れたその人の席から見ても、僕はあまりにも馴染みすぎているらしい。笑
なんというか僕も一応、女性ばかりの職場であることの難しさなんかも分かったうえで、日々を送ってはいるけれど、自分自身では特に意識などしていなく、むしろ自然体で接しているだけなのだ。
その結果が、おばちゃんたちとごく自然に馴染むということであれば、それは嬉しいことだし、今の会社に転職してきて、半年がたった僕の新しいリーマン生活は、とりあえず現時点では好スタートを切ったと考えていいのかもしれない。
でもなんか複雑だな。
これまでの人生で、一人称が「僕」から「俺」に変わった高校2年生の春ごろからは、少なくとも毎日会う友だちや、周りの人たちに対しては、ノンケ風に振る舞ってきたつもりだったから。
それなのに、現時点でおばちゃんたちの輪の中で、ごく自然に馴染んでしまい、なおかつそのおばちゃんたちにすら、
「女子力高すぎ!このなかで、一番女子力高いね!^^」
とまで、言われてしまうとは、いかがなものか。笑
もうここまでくると、悔しすぎて涙も出ないのよね。
これまでの僕の、したくもなかったノンケ的振る舞いは、すべて無になったのかしら。
むしろね、おばちゃんたちよりも「女子」しているわよ!
もうね、ゲイばれとか、怖くもなくなってきちゃったかもしれない、自分が怖い!笑