咳喘息という病気について。
持病の喘息。
数年前のある時期から数か月間、とにかく咳が止まらなくなって、人と会話をすることもまともにできなくなったことがあった。
ただの風邪だと、思っていた。
はじめは、風邪をひいていたこともあって、その延長線上で咳だけが続いてる状態だって思っていた。
確かに、その通りなんだよね。
初めて症状が出たのは、大学4年の冬休みのこと。
もうすぐ卒業って言うのもあって、大学生活最後の冬~春休み期間は割と遊び倒したと思う。
大学のテストが終わったら、まずは友達とスキーに行った。その時に、実は風邪を引いてしまったのだけど、二泊三日で帰ってきた後、その二日後には卒業旅行で、マレーシアに飛んだんだよな。
マレーシアの滞在中ももちろん、風邪は続いてた。その間、だんだんと咳がひどくなって、観光中ものど飴が欠かせなくなっていた。
そんなこんなで帰宅後、咳だけが治らない日々が続いた。
その時点で、軽く一か月は経っていたから、これはアカンと思って、かかりつけの内科に行ってみて、そこで初めて「咳喘息」の診断を受けた。
吸入薬が効いた!
初めて「咳喘息」の診断を受けて、処方されたのは、「アドエアディスカス」という吸入薬。
プラスチックのパッケージに、何回分かの薬がカートリッジ式にセットされていて、レバーを引いて、直接口をつけて吸うタイプ。
即効性はないが、2週間ほど使い続けていた結果、治った。
ぶり返す、咳。
その時は、咳が治まって安心したのだけど、その後、1年おきに、同じ症状がぶり返した。それも、決まって同じ時期。冬~春先にかけてだった。
症状にかかっては、同じ内科にいって、薬をもらう。吸入薬を使用すると、やはり治る。でも、なんで決まってこの時期なんだろう?と思ってた。
どうやら、アレルギーと関係がありそう。
実は去年も、12月の終わりから、1月下旬にかけて、約一か月、症状がでてしまった。
例の咳、今回は、「レルベア」という吸入薬を処方された。こちらのほうが、最新の薬らしい。回数は14回分と少ないが、効果的だった。
やっぱり今年も、寒い時期にかかったんだよね。
で、僕の場合、通勤時、最寄り駅までを自転車で通っている関係もあって、寒さに触れることになる。寒いと、当然鼻水が垂れる。すると、鼻水がのどの奥に落ちてきて、痰として溜まっていくことになる。それが、ノドの炎症につながるのだと思った。
というのは、咳喘息の症状が出てる時って、特に痰が絡みやすい。キレの悪い痰が、ずっと絡んでいるということに気が付いたんだよな。
あとは、春先と言えば、ザ・花粉シーズン。僕は、花粉症なので、この時期は、鼻水が垂れまくる。
それも原因で、やっぱり、のどに鼻水が落ち込んでくる。
対策:冬~春は、なるべく寒さに触れない。
今年、喘息症状が出たときに、もしかして…と思って、レルベアを使いながら、自転車通勤をやめてみたんだ。そうしたら、徐々に痰の量も減ってきた。
つまり、鼻水が垂れなくなる=痰がからまなくなる。よって、ノドの炎症が抑えられた!ってことだと推測した。
咳喘息の症状が出てからというもの、この時期は若干恐怖のシーズンとなった。
この時期に咳していると、風邪やインフルエンザと間違われるから。
街でも、職場でもとにかく煙たがられる。
でも、これからは、寒さやアレルギー源を意図的に避けることで、症状を抑えられるかも?と思ってる。
さいごに、どうしても咳が止まらないときの必需品マイベスト3!
1.龍角散のど飴
咳止めのど飴といえば、これ!
いつも、デスクの引き出しに常備してて、席が出そうになったら、すぐに舐めるようにしている。割とおいしいし、後味もすっきりしていて、気分転換にも良い。
2.龍角散ダイレクト
去年、初めて知って、使ってみたら、案外よかった。
即効性があるね。顆粒のものを直接口に含むため、直接、のどに作用する。そのうえ、味も悪くて、飲みやすい。水なしで良いのもポイント。
3.のどスプレー
浅田飴ののどスプレーは、いつもカバンに入れている。
とても使いやすいし、これも即効性がある。