wacciとの出会い。
今から6年前、なんとなく流していた車のラジオから聞こえてきた曲がやたらと耳に残って、どうしても忘れられなくて、ネットでラジオ局のホームページまで行って、探した。
「東京」
それが、wacciとの初めての出会い。
その当時、入院してた母親の見舞いや身の回りの世話のために、ほとんど毎日病院通いをしてた。ちょうど梅雨時だったから、フロントガラスに打ち付ける雨と、それをはじくワイパーってのが、僕の中の「東京」って曲のイメージになった。
wacciの曲は、聴く人の心に寄り添う歌詞と、親しみやすいメロディーが特徴だ。
こんな風に言ってしまえば、なんだかありがちに思えてしまうけど、そのありがちを突き詰めていったのが、wacciの曲なんだと思う。
聞くとわかる、まさにその通りだから。
「東京」はその象徴だと思う。
引き込まれるイントロのメロディー、曲の世界観、聞くたびに心をグッと引っ張られる気持ちになる。とても感動的でいて、そして前向きな楽曲。