買い物依存症。
僕は気持ちが満たされないとき、ある行動に走る。
それは、「買い物」だ。
買い物はもとより、お金を使うという行為、それ自体かな。
お金を使うって言ったって、散財するほどの収入があるわけでもなく、少ない給料から毎月の決まった額は貯金に回しているし、使える額は限られてる。それでも、ここ最近の散財はひどいものがある。
一週間が始まる。
ひどく憂鬱な一週間である。
乗りたくない電車。やりたくない仕事。会いたくない同僚。
そういう嫌なものに打ち勝つ手段がない。
何もなくて、そのままぶつかったら壊れてしまいそう。
そんな時にスマホを覗くと、そこは夢の世界である。とりあえず、欲しいものを見てまわる。
ネットショップは便利だね。
クレジットカードはとってもすっばらしいものだね!!(某ドラマ風)
お店に行かずとも、欲しいものが手に入る。しかもほとんどの場合、お店で買うより安く。
週が始まると、そんな不安やストレスを乗り越えるための買い物をしたくなる。週末に届くように注文をしたら、少し心が満たされる。これでこの辛い一週間を何とか乗り切れるのだ。楽しみがある。
週末。
やっと休みになって欲しかったものが届く。もっとも安堵する瞬間。と同時に、次の一週間の幕開けである。ちなみに、一旦手に入れてしまうと、モノ自体にはそれほど興味がなくなることも。
新しいものを手に入れて、心の隙間を埋めようとする。
こういうのって、依存症なんだろうなと最近になって、気が付いた。
だって、いくら買い物をしたって、次の一週間が始まるとまた、買い物がしたくなる。
というか、何もないと、辛くて耐えらんない。
本当に乗り越えるには、環境を変えるしかないんだろうな。