映画「ヒロイン失格」が、なんだかんだで面白い。
先日レンタルしてきて、返却期限ぎりぎりで、何とか見終えたDVD。
映画を4本借りてきて、一番最後に見た。
公開当時気にはなってたんだよな。
カナやんの「トリセツ」が主題歌だった関係もあって、名前は知ってたから。
結果、結構面白かった。
ラブコメで、主演が桐谷で、今流行りの山崎賢人と坂口健太郎が出てて、なんていうか、女子高生が見てキャッキャする的な感じかな~、内容とか薄そうだな~と思ってたんだけど、これが意外と良くて驚いた。
どんな風によかったかって言うと、ストーリーはこれぞラブコメというイメージ通りのもので、なんていうかちょっと古典的に思えるぐらいの、ヤレくっついただの、別れただのっていうのを繰り返す感じで、期待を裏切らなかったのが逆によかった。
さらに、桐谷美玲と山崎賢人と坂口健太郎が、本当に役者のイメージ通りの演技をしてて、それが役にハマってて、全然違和感がない。出演者は全体的に、高校生を演じるのがキツイんじゃないの?っていう年齢層のメンツがそろって(特に主演の桐谷)いるにもかかわらず、それをコント的に見せるうまさというか、その若干の違和感も含めて、ザ・ラブコメな雰囲気を作り出してる。
何を言ってるのかよくわからないと思うんだけど、こういう恋愛ってきっと楽しいだろうなって思った。くっついて離れて、、、ってやったら、普通は離れっぱなしのことが多いでしょう?だから、こんな恋愛、本当はありえない!と思うからこそ、この非現実感が、すごく気持ちいい。
ラストのトリセツも、映画のエンディングにベストマッチしてる。曲単体では散々聞いてきたけど、さすが、この手の歌詞を書かせたら、やっぱりカナやんは天才だな~と改めて思えた。笑
この映画、あんまり期待してなかったけど、良かったよ。
たまには、気楽に笑えてほっこりするラブコメもいいね。