通勤費に上限を設けることは、会社にとってメリットか?
寒い。とにかく寒い。
今朝なんて、もう本当に冬かと思うほどに寒かったと思ったら、どうやら今日は12月頃の気温と同じくらいだったみたい。通りで寒いわけだ。
自宅から最寄りの駅までは、自転車を利用してる。
この時期になると肌で感じる風がすごく冷たくなってきて辛いのだけど、それでも頑張って全速力で漕ぐとだいたい25分くらいで駅の駐輪場に到着する。
そこから電車に乗るわけだが、僕は現在、3路線の電車を乗り継いで、会社の最寄り駅まで行ってる。会社はその最寄駅から、歩いて10分ぐらいのところにある。
通勤て、ドアtoドアで30分以上になると、だんだんとストレスになってくるらしいんだけど、僕の場合は、ドアtoドアだと1時間半ぐらい。
これは、完全にストレスのもと!笑
でも、田舎に住んでいるものだから、昔からのことで慣れっこになってしまってもいる。高校は自転車で20分ぐらいのところだったし、大学はバスと電車で2時間近くかけて通ってた。
遠けりゃ遠いで仕方がなく通うんだけど、問題点はもう一つある。
それは、通勤費問題である。
今の会社では通勤費に上限が定められていて、一か月につき2万円までしか、支給してもらえないのだけど、当然のようにアシが出てしまうんだよね。だいたい1万4千円ぐらい自己負担しなきゃならない。
僕の家から会社までだと、通常は「バス&電車&電車&電車」って感じになる。でもそこでバスを自転車に変えることにより、バスの定期代を自転車の駐輪代に変えることができるので、通勤費を大幅に節約できる。とはいっても、アシは出るのだけどね。
世の中にはいろんな会社があって、通勤費が満額払われる会社もあれば、僕の会社みたいに、上限が定められてるところもある。中には、通勤費は一切払いません!て会社もあったりする。だから、通勤費、少しでもでるのだから良いほうなんじゃない?って思いつつも、やっぱり今までの会社が満額出てたことを考えると、ちょっと負担が大きすぎるなあ、とも思う。
通勤費に上限を設けることは、会社にとってメリットか?
会社が通勤費に上限を設けるのは、従業員を雇うのにかかる費用を減らすという点ではメリットである。けれども、それはイコール、その会社の近くでしか人材を確保できないというデメリットでもある。上限を決めた会社とそうでない会社が同じ距離にあれば、上限のない会社を選びたいのは当然のことだし、もしも、転勤や社屋の移転などで自分が通勤にかかる費用が大幅に上限を超えてしまったら(今回の僕のパターンだけれども)、やめたくなるのも当然。
僕の現在の会社みたいな中小企業にとっては、人材確保がなによりも最優先であると思うし、月々数十万円の出費をケチったことで、やめていく従業員をつなぎとめておけないのはなんだか、本末転倒であるように思う。その辞めていった従業員の代わりを雇おうとすれば、会社はそれ以上のコストをかけて求人・採用・教育をしていかなきゃならない。
だからと言って従業員側だって、すぐに会社をやめるわけにもいかないんだけどね。笑
会社と従業員、どちらにとってもメリットがない規則だと思う。